油絵で細い線を描きたい！

 

 

こんにちわ！　Shiva’s artオーナーのShivaです。

独学で油絵の制作と販売を行っております。

 

 

人物や動物は絵の定番モチーフです。

 

しかし、これらを描く際に避けては通れないのが「毛」です。

 

リアリティを求め、写実表現を追求した具象画を描きたい方ならこの壁にぶち当たります。

 

油絵に限らず、髪の毛のような細い線を描くのは絵描きにとって課題の一つだと思います。

 

単純な直線ではないですから定規も使えないですし、ペン画やデジタルイラストのように安定して細い線を描けるわけでもありませんから。。

 

今回はそんな髪の毛のような細い線はどう描くのかご紹介します！

 

私自身独学ですので至らぬ点も多いかと思いますが、参考程度になれば幸いです。

 

 

毛の描き方

 

早速の本題の毛の描き方ですが、私は3通りあると考えています。

 

・1本ずつ描く

 

 

　細い筆を使い、1本1本丁寧に毛を描いていく正攻法です。

 

　手元の安定と集中力が必要で、経験による熟練度も求められます。

 

 

・まとめて描く

 

 

　筆の筆致を活かして、まとまった毛を表現する方法です。

 

　固めの筆を使い、広い範囲を描くことができるので比較的早く描けます。

 

 

・削って描く

 

 

　表面の絵の具を鋭利な物で削り、下地の色を出す方法です。

 

　尖った刃物などで削った跡は非常に細い線になるため、髪の毛のような表現も十分可能です。　

 

 

使える道具

 

 

毛を描く上で有用な道具をご紹介します！

 

道具は絵描きにとって武器になりますので、ぜひいろいろ試してみてくださいね♪

 

★1本ずつ描く道具

 

　・細筆

 

 

 

　・平筆アングルタイプ

 

 

 

　・腕鎮（手の置き場）

 

 

 

★まとめて描く道具

 

　・扇筆

 

 

 

★削って描く道具

 

　・デザインナイフ

 

 

 

 

参考になる動画

 

 

　描き方や道具を知っても、実際制作風景を見てみないとイメージが湧きませんよね。

 

　今のご時世は便利なもので、YouTubeで有名な画家先生方の制作風景を見ることができます！

 

　超絶勉強になる動画なので、ぜひ見てみてください！

 

 

 

 

 

 

おわりに

 

近年は美人画なども流行しており、ますます人物の表現方法が問われています。

 

髪の毛は人物の美しさや感情を構成する大きな要素の一つなので、上手に描けるようになりたいものですね（私含め）。

 

今回は方法や道具、参考動画などをご紹介しましたが、なにより練習が重要だと思いますので、何度も挑戦して髪の毛の描き方を身につけましょう！（私含め）

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪

 

https://shivasart.net/