油絵を独学で始めるなら油絵初心者セット！

 

 

こんにちわ！　Shiva’s artオーナーのShivaです。

独学で油絵の制作と販売を行っております。

 

 

独学で油絵を始めるにあたり、まず用意しなければいけないのが画材。

 

しかし何も知識がない状態だと、とりあえず頼りたくなってしまうのが「初心者セット」です。

 

「セットを買っとけばいいでしょ！」。。。そのお気持ちは分かります（笑）

 

なぜなら独学で油絵を始めた私自身も最初に購入したからです。

 

ただし、初心者セットにも良し悪しがあり、注意するべきポイントがあります。

 

今回はそんな油絵初心者セットのおすすめ商品と注意点についてご紹介します！

 

これから油絵を始めようとお考えの方はぜひ参考までにご覧ください♪

 

 

独学で始める油絵初心者！　～油絵初心者セットとは？～

 

 

油絵初心者セットは画材メーカーが推奨している「描き始めに必要な最低限の画材」を揃えたセット商品です。

 

筆、油、パレット、絵の具など基本的に使う画材が収録されており、比較的安価な製品が選定されています。

 

中には高級画材メーカーが販売している高級セットもありますよ。

 

 

独学で始める油絵初心者！　～初心者セットの注意点～

 

 

基本的な画材が揃っている初心者セットですが、いくつか注意すべきポイントがあります。

 

 

・目的に沿った画材が収録されているか

 

　あなたがこれから描きたい絵や描き方によって、初心者セットでは足りない画材や余分な画材が出てくる可能性があります。

 

　例えば、屋外で描く予定はない方の場合、大きなカバンが収録されたセットは本当に必要でしょうか？

 

　後から自分好みの収納具を購入した方がより良い制作環境にできると思います。

 

　油絵を始める前に画材の必要不必要を想像するのは難しいと思いますが、足りなければ個別に買い足せば良いだけなので、無駄な出費をしないためにも、初心者セットの購入前に少しだけ検討するようにしてみてください。

 

　油絵の画材は比較的お高いので慎重になるくらいがちょうどいいです（笑）

 

 

・筆洗器がない

 

　今回いろいろな初心者セットを調べてみて驚いたのですが、筆洗器がないセットが多いです！

 

　筆洗器は筆洗油（筆を洗う用の油）を入れる容器なのですが、、、筆洗器はあった方が絶対便利です！

 

　セットには筆洗油かクリーナーが収録されているのですが、その入れ物がないとは使い勝手が悪いです。

 

　一応コップなどの適当な容器でも代用ができますが、筆洗油は使い捨てではなく、何度でも使うことができるので、筆洗器に入れっぱなしで長期間使うこともよくあります。

 

　筆洗油は捨てる際にも手間がかかるので、描く度に捨てていては面倒でたまりません。

 

 

・柔らかい筆がない

 

　油絵といえば豚毛というほどよく使われるのが、豚毛の筆です。

 

　初心者セットに収録されている筆もこの豚毛のケースが多いです。

 

　しかし人物の絵などをリアルに描きたいとお考えの方は、この豚毛の筆に描き難さを覚えるかもしれません。

 

　豚毛の筆は堅い毛質で、筆致（筆の描いた跡）を活かした描き方や厚塗りに向いた筆なので、髪の毛や細かい描き込みには向かないのです。

 

 

独学で始める油絵初心者！　～おすすめの初心者セット～

 

では本題のおすすめの初心者セットに触れていきましょう！

 

先述の注意点を踏まえながら、今回は用途に沿うような形でご紹介していきます！（2022年/3月調べ）

 

また、別途購入した方が便利な物も最後に記載しておきますね♪

 

 

★お試し感覚で始めてみたいなら

 

・クサカベ　油絵具　ストライプクリアボックスセット

 

 

　日本の画材メーカーの中でも比較的リーズナブルな価格で知られているクサカベ様から販売されている初心者向けのセットです。

 

　基本12色の絵の具、ペインティングオイル、筆洗油、油壺（油を入れる容器）、筆×4、ペインティングナイフ、ペーパーパレットが収録されています。

 

　サイズ別の筆が4本は嬉しいですし、パレットがペーパータイプなのも使い勝手が良いです。

 

　なによりお手頃価格のセットなので、お試しで始めるなら出費が少なく済みますね♪

 

 

★屋外や移動先で絵を描きたいなら

 

・ターレンス　油絵具木箱セット　CN＆ターレンスメタルイーゼル

 

 

　ターレンス様から販売されている木箱とイーゼルが収録された本格的なセットです。

 

　木箱、15色の絵の具、ペインティングオイル、筆洗油、油壺、筆×5、ペインティングナイフ、パレットナイフ、木製パレット、イーゼルが収録されています。

 

　このセットには木製の立派な箱と折りたたみ式のイーゼルが収録されており、屋外や移動先での使用に向いています。

 

　絵の具自体が比較的高価なメーカー様の商品なので、初期出費は弾みますが本格的な絵の具で制作することができますよ。

 

 

★形から入りたい！良い道具を揃えたいなら

 

・ターレンス　油絵具　ヴァンゴッホ　26色木箱セット　エキスパートBOX

 

 

　こちらもターレンス様から販売されている高級セット商品です。

 

　「エキスパートBOX」の商品名から分かるように、本格的かつ様々な画材が収録されています。

 

　木箱、26色の絵の具、画溶液×3種、筆洗油、油壺（ダブルカップ）、筆×3、ペインティングナイフ、木製パレット、木炭3本、クリーニングクロス、カラーミキシングパンフレットが収録されています。

 

　高級絵の具26色に、画溶液も3種類、、、とかなり気合いが入ったセット内容です。

 

　豚毛の堅い筆が2本と、ポリエステルの柔らかめの筆が1本収録されているので、使いやすさも嬉しいです。

 

 

★別途購入推奨の道具

 

・筆洗器

 

 

・柔らかくて細い筆

 

 

 

独学で始める油絵初心者！　～その他に使える道具のご紹介～

 

今回はセット商品と足りない道具をご紹介してきましたが、私自身が独学で2年ほど油絵を描いてきて、セット商品にはない「これ便利だなぁ」と思った道具もあります。

 

そんな油絵便利グッズや基本的に必要となる画材について、こちらの記事にまとめていますのでよければご覧ください♪

 

独学で始める油絵！初心者に必要な道具とは？

 

また、独学で油絵を始める方には賃貸住宅や狭い室内での制作になる場合が多いですよね。

 

家や自宅で油絵を描こうとお考えの方にはこちらの記事もおすすめですよ！

 

自宅をアトリエ化！？　家で油絵を描く工夫

 

 

おわりに

 

私は油絵を始める方が初心者セットを購入するのは選択肢としてアリだと思います。

 

何から揃えれば良いか分からないなら、とりあえずセットを購入し、足りない物を買い足していくのが妥当でしょう。

 

画材メーカーさんが推奨しているセット商品なのですから、間違いないはずですよね！（笑）

 

今回ご紹介したセットに限らず、ご興味を持たれた方はぜひ初心者セットを検討してみてくださいね♪

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪

 

https://shivasart.net/