【油絵初心者】余った絵の具の活用方法
余った油絵の具を活用しよう!
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです!
独学で油絵の制作と販売を行っております。
パレットに油絵の具を出し過ぎてしまったり、思っていたより絵の具を使わなかったりなどなど。。
予想外に絵の具を余らせてしまうことは、絵を描く人ならよくあることです。
しかし、そこで絵の具を捨ててしまってはもったいないです!
今回は油絵初心者様に向けて、余った絵の具の活用方法をご紹介します!
油絵の具は他の絵の具よりも少々お高いですから、なるべく大切に使えるように参考にしていただければ幸いです。
目次
油絵の具の保存
パレットに乗せたままにしておくと絵の具は当然乾いてしまいます。
乾きを少しでも遅らせる手軽な方法として、ラップを被せて冷蔵庫で保存します。
絵の具を保存するときは食べ物と同様にその鮮度を保つ工夫が必要なのです。
ラップでパレットを覆うことで空気との接触を防ぎ、酸化の進行を遅らせます。
また、保存環境の温度が高いほど乾きが早くなるので、常時低温の冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。
保存方法の検証
油絵の具3日放置検証 左側:そのまま 右側:ラップで覆う
実際にラップを被せたときの効果を確認しました。
上記の写真はバーントシェンナとアクアマリンを室内で3日放置したものになります。
左側はそのまま、右側にはラップをかけました。
検証条件
- 乾燥目安:バーントシェンナ2日、アクアマリン7日
- 検証期間:3日
- 検証環境:約20度の暗所で放置
結果:ラップをしていないバーントシェンナは絵の具の表面が固まって膜状になっていました。
対して、ラップを被せた方は乾燥していませんでした。
やはりラップで覆うことは油絵の具の乾燥を遅らせることに効果があるようです。
今回は放置期間が3日だけでしたが、3日~7日ほど放置してしまう場合はラップをして冷蔵庫に入れておいた方が良いと思います。
逆に油絵の具の乾燥時間を早める方法もありますのでご興味ある方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
油絵の具の乾燥時間を早める方法はこちらの記事↓↓
水に入れる保存方法
前項でご紹介したラップ保存の他にも、油絵の具を水に入れる保存方法があります。
この方法に関しては私も試してみるまで半信半疑でした。
ビンの中に水を入れ、その中に油絵の具を入れておくという保存方法ですが、乾燥に対してかなり効果的です。
1週間程度では全く絵の具は乾燥せず、長期保存に向いています。
油絵の具を水に入れる保存方法はこちらの記事↓↓
下地塗りに応用
パレットの絵の具をもう使う予定がないなら、次に描く絵の下地に用いるのはいかがでしょうか?
少し乾く時間がかかりますが、捨ててしまうよりずっと良いですよね。
いろいろな絵の具を塗り重ねるだけでも良い見た目になりますよ♪
余った絵の具を下地作りに利用して削り絵を描くこともできますのでぜひ試してみてください!
余った絵の具を活用して描いた削り絵はこちらの記事↓↓
おわりに
絵の具の中でも油絵の具は比較的単価が高いので、少しでも有効に使いたいですよね。
私は描いてる途中に作った色が足りなくなるくらいなら、多めに作って余らせた方が良いかなぁと思いますが、やはりなるべく使いきってあげたいです。
今回の内容で少しでも皆様の制作に役立てば幸いです。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
関連情報
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