服に付いた絵の具汚れは落とせるの？

 

 

こんにちわ！　Shiva’s artオーナーのShivaです。

独学で油絵の制作と販売を行っております。

 

 

油絵に限らず、アナログで絵を描いているなら避けては通れない服の汚れ。

 

子供が学校の授業で服に絵の具を付けて帰ってきた、なんてこともよくある話ですよね。

 

しかし絵の具の落とし方なんて、絵を描いている人以外では知らないのが普通です。

 

今回は油絵初心者様やこれから始める方に向けて、油絵の具汚れの落とし方についてご紹介します！

 

 

油絵の具は落とせるの？

 

 

結論を先に言ってしまうと、「絵の具が乾く前なら落とせます」。

 

油絵の具は乾燥すると耐水性と堅牢性が高くなります。

 

つまり絵の具が乾くと、堅くこびり付いて水や洗剤では落とせなくなってしまうのです。

 

油絵の具は乾燥が遅い画材ですが、絵の具の色や種類によっては1日前後で表面乾燥が始まってしまうので、なるべく早く洗うことが大切ですね。

 

 

絵の具の落とし方

 

 

乾燥前の絵の具なら、他の汚れやシミと同じように洗剤で洗えば落とすことができます。

 

このとき使う洗剤は油汚れに強い、食器用洗剤などの中性洗剤で十分です。

 

あとは無駄に汚れを広げないように、叩いたりしながら絵の具を落としてあげましょう。

 

 

おすすめの洗剤

 

 

使用する洗剤ですが、中性洗剤や石けんが効果的なようです。

 

絵の具を落とす専用の洗剤というのは、調べた限り見つかりませんでしたが、いくつか有効そうな候補をご紹介します。

 

・ウタマロ石けん

 

 

　言わずと知れた油汚れ落としの味方、ウタマロ石けん。

 

　油絵の具の汚れに効果が高いらしく、この石けんを愛用する方が多いようです。

 

 

・食器用洗剤

 

　もともと油汚れを落とすために開発されている食器用洗剤は基本的に中性で、絵の具を落とすことにも向いています。

 

　描き終えた筆などを洗う際にも使えます。

 

 

・ドクターベックマン

 

 

　ドイツ産の圧倒的支持を誇る洗剤、ドクターベックマン。

 

　シミや汚れ落としに特化していて、汚れの種類別に適した洗剤を揃えています。

 

　もちろん対油汚れ用の商品もあり、商品説明には機械油やワックスなどに並び、油絵の具も落とせることが明記されています。

 

 

・筆洗油

 

 

　筆を洗うための油になります。

 

　本来は筆に付いた絵の具を落とすことに使用しますが、服などに付いた絵の具を落とすことにも使えます。

 

　しかし、ここまでご紹介した洗剤で十分洗うことができると思いますので、身近に洗剤がない場合などの代用品として使うのが良いかもしれませんね。

 

　筆を洗った筆洗油をそのまま使うと、筆洗油に残った絵の具が移る可能性があるので、未使用の筆洗油を使いましょう。

 

 

事前に汚れ対策をとろう！

 

 

ここまで洗い方について説明してきましたが、そもそも絵を描いていれば少なからず汚れるものです。

 

なので、汚れても良い服装や絵を描くとき用の服などを準備することをおすすめします。

 

エプロンやオーバーオールなど、絵描きの方がよく着ている服もあるので、1着持っていると便利です。

 

個人的に絵の具が飛び散ったオーバーオールとかは、ザ・画家って感じがしてかっこいいと思っています（笑）

 

画家：小松美羽さん

引用元：https://miwa-komatsu.jp/discoverjapan/

 

 

まとめ

 

今回のまとめとして、以下3つのポイントを覚えておきましょう！

 

・前提として汚れてもいい服装を準備する

 

・絵の具が乾く前に洗う

 

・油汚れに効果的な洗剤を使う

 

 

おわりに

 

絵の具って注意していても服や手などに付いてしまいますよね。

 

私の場合、服なんかに付いた絵の具は諦めてそのままにしています（笑）

 

絵を描くってことは、汚れることですからね！（たぶん！）

 

もし、汚れることが嫌ならデジタル絵への移行を検討するのもありだと思いますよ♪

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪

 

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