絵を削って表現しよう！

 

 

こんにちわ！　Shiva’s artオーナーのShivaです。

独学で油絵の制作と販売を行っております。

 

キャンバスに絵の具を乗せていくのが、普通の絵の制作風景だと思います。

 

しかし、絵の具を足すのではなく、画面から絵の具を引くことも表現方法の一つです。

 

今回はそんな絵の具を「削る」ことで描く絵の制作をご紹介します！

 

実際に私が描いた絵もありますので、参考程度にお付き合いください♪

 

 

絵を削って表現しよう！〜削り出しの方法〜

 

 

この記事では「削り出し」と呼んでますが、技法としてちゃんと名前があるかもしれません。

 

ただ方法はとてもシンプルなものです。

 

下塗りの上から乗せた絵の具を削り、下塗りの色を表面に出すだけです。

 

力を入れ過ぎると画材を傷つけ、穴が空いてしまう可能性もあるので、力加減には注意が必要です！

 

ある程度厚みがある絵の具なら可能な方法なので、油絵やアクリル画で活用することができます。

 

水彩画のように薄く塗ることが前提の画材では、下塗りごと削ってしまう恐れがあるのであまり向かない方法かと思います。

 

また、キャンバスや木材など丈夫な画材ではなく、紙などの柔らかい画材では穴が開いてしまうことも考えられるので注意が必要です。

 

 

絵を削って表現しよう！〜使える道具〜

 

 

基本的に削りに使える道具ならなんでもありかと思います。

 

カッターなどの先端が尖った道具であれば、絵の具は簡単に削ることができます。

 

ペインティングナイフやキャンバススクレーパー、デザインカッター（彫刻刀）も商品としてあるので、しっかりと道具を揃えたい方はこれらの道具を入手するのもありです。

 

 

 

 

絵を削って表現しよう！〜実際に制作してみた〜

 

では、実際に油絵の制作にて削り出しを試してみます。

 

こちらに制作途中の絵があります。

 

 

 

茶色い下塗り上から黒色を重ねて乾燥させます。

 

黒色が乾燥したらデザインカッターを使い、木と花を表現します。

 

 

 

その他いろいろ描き足して、完成した絵がこんな感じです。

 

普通に描くことでは出ない味わいが、削ることで表現できてるかなと思います。

 

 

～メイキング～

 

 

 

おわりに

 

削り出しは独特な味わいが出せますし、細かい描写にも向いているので、活用の幅が広い方法です。

 

普段は塗る作業が多い絵の制作なので、純粋に削る作業が楽しいというのも魅力の一つですね（笑）

 

初めてだとちょっと勇気がいるかもしれませんが、ぜひ試してみてください♪

 

力を入れすぎて、下塗りや素材を削ってしまわないように注意してくださいね！

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪

 

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