【油絵初心者】描きやすくなるツルツル下地作り
ツルツル下地作りで絵の上達へ!
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵の制作と販売を行っております。
アナログ絵をキャンバスにそのまま描くと、表面の凹凸で細かい描写が難しいものです。
今回はそんな「キャンバスをツルツルにする描きやすい簡単下地作り」についてご紹介します!
自宅でも簡単にできる初心者様におすすめの内容になっております!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
キャンバスの凹凸
キャンバスは繊維を交互に編み込んで作られているため表面には凹凸があります。
この凹凸は絵の具をベタ塗りする場合には気にするほどではありません。
しかし、髪の毛のような細かい線や人の肌のような滑らかな質感を表現する場合には邪魔になってしまいます。
この凹凸を下地作りで減らしておくことで繊細な描写を描きやすい画面を作ることができます!
ツルツルの下地作り
キャンバスにジェッソなどの下地材を塗ることで画面の凹凸を減らすことができます。
以下の作業工程でツルツルの下地作りをしてみましょう!
ツルツル下地作り
- 下地材を平たく塗る
- 乾燥と重ね塗り
- やすりで磨きあげる
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下地材を平たく塗る
ジェッソを少量の水で溶き、筆かヘラでキャンバスに塗っていきます。
筆を使う場合は柔らかい毛質を使うと筆致(筆の跡)が残り難いです。
なるべく一定方向にジェッソを塗ることで画面を滑らかにします。
筆は下地材が根元に残ると傷みやすいので、「下地作り用の筆」として使い分けることをおすすめします。
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乾燥と重ね塗り
ジェッソは厚さにもよりますが10分程度で触れるくらいに乾燥します。
乾燥を確認したら上からまたジェッソを塗り重ねていきます。
この工程を2~3回繰り返すことで下地に厚みが増し、キャンバスの凹凸をしっかりと埋めることができます。
乾燥させている間に別のキャンバスもまとめて塗ると効率良く作業できます。
またドライヤーを使えば乾燥時間を早めることもできますよ!
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やすりで磨きあげる
画面には細かい筆致が残っているため、触るとザラザラとした感触があります。
耐水使用の紙やすりに水を付け、円を描くように画面を磨いてこのザラつきをなくしていきます。
普通の紙やすりは水でボロボロになってしまうので注意です!
水を付けることで表面のジェッソを溶かし、凹凸のスキマを埋めることができます。
ツルツルになるまで磨くのは少し大変かもしれませんが頑張りましょう!
☆こちらの動画でも下地作りについて解説していますのでよければご覧ください♪
おわりに
下地作りは初心者が考えているよりも絵にとって重要な作業です。
これは独学で油絵を始めた私が実際に感じた経験から断言できます。
今まで下地作りなしで写実画などの繊細な絵を描いてきたという方にはぜひ試していただきたいと思います!
あなたの絵のポテンシャルを上げてくれる手助けになるはずです♪
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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