気になる油絵のあの臭い! その有害性について!
油絵の臭いは有害?無害?
こんにちわ! 独学で油絵を描いているShivaと申します。
油絵を描く人なら誰しも感じるあの臭い。。。
慣れてしまえば気にならないのですが、初めて油絵に触れる方は少し戸惑いますよね。
今回はあの臭いとは何なのか? また、その有害性と解決法をご紹介したいと思います!
目次
油絵の臭いは有害? ~臭いの正体~
油絵を描く際に用いられる油には、ペインティングオイル(調合済の油)など様々な種類が存在します。
中には揮発性油を含む油もあり、この揮発性の油が気化することで空気中に混ざり、あの臭いが発生します。
揮発性油は絵具に流動性を与え、描きやすさを調整することができる油です。
また、他の油の希釈などにも用いられます。
代表的なもので、テレピンやペトロールなどがあります。
油絵の臭いは有害? ~臭いの有害性について~
結論を先に言うと有害性はあります。
ただし、それは誤った取り扱いをした場合に限ります。
上述の揮発性油であるテレピンは松科植物の樹脂を、ペトロールは石油を原材料としています。
原材料的にはそこまでの有害性を感じません。
しかし、これらの揮発性油の蒸気には中毒性が少なからず存在します。
そのため、揮発性油の製品にも「蒸気を吸い続けない」旨の警告記載があります。
また、揮発性油の有害性とは別に、アレルギーがある方や、臭いにより過度にストレスを受けてしまう方などはより注意が必要です。
ここまで有害性について触れましたが、現代まで使用されてきた画材なので、使用環境に配慮すれば全く問題ありません。
室内の換気や火気に気をつけて、使用しましょう。
有害性だけでみれば、危険な顔料などを含んだ絵の具の方がよっぽど有害と言えるでしょう。
油絵の臭いは有害? ~臭いの解決策~
揮発性油を正しい環境で使用すれば有害ではないことが分かりました。
しかしながら、有害の心配はなくてもやはり臭いは気になる。。。。
そんな方におすすめなのが、臭いに配慮した画材です。
超低臭のペインティングオイルや、無臭のブラシクリーナーなど、実は臭いに配慮した画材というのは探すと結構出てきます。
もちろん臭いが抑えられているというだけで、換気は必要です。
狭い室内で制作する方や、お子さんがいる家庭ではどうしても臭いは気になってしまうので、かなり嬉しい商品ですよね!
おわりに
有害性と解決策についてご説明させていただきましたが、「それでも油絵はちょっとなぁ」 と思う方は別の画材に挑戦するのも手だと思います。
アクリル絵の具なら油絵に似たタッチで描くこともできると思いますし、色々と試してみてください。
私自身、最初の頃は油絵制作中の臭いが気になっていました。
今となっては慣れてしまっているので、今回の記事をまとめて、改めて換気などしっかりしようと思いました(笑)
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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