固まった油絵の具がゴリゴリ落ちる!?絵の具除去画材!
固まった油絵の具も落とせる!
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵の制作と販売を行っております。
使い込んだ画材には油絵の具がガチガチに固まっていることもよくある話。。
「付いた絵の具が取れないから買い替えようかな?」とお考えの方、
ちょっと待ってください! 捨てるにはもったいないです!!
実は固まった油絵の具がゴリゴリ落ちちゃう『絵の具除去用の画材』があるんです!
画材を大切に使い続けたい方や古い絵のリメイクをお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
油絵の具は堅牢な画材
油絵の具は表面乾燥に約1週間、完全乾燥には約半年以上の時間がかかるとされています。
そして完全乾燥した油絵の具は堅牢で優れた保存性があります。
この特徴は油絵の具の良さでもありますが、意図しない汚れや使った画材を放置した場合などは全くの逆効果となります。
ガチガチに固まった油絵の具は軽い力では落ちず、掃除にも大きな手間がかかることになります。
そんな落ちない油絵の具を除去するための専用画材が各メーカーから販売されています。
おすすめの油絵の具除去画材をご紹介!
それでは固まった油絵の具の除去におすすめの除去画材をご紹介していきます!
・剥離剤
固まった油絵の具を落とすには強力な溶剤を使う必要があります。
それが『剥離剤』です。
非常に強い溶剤になるため、使用する際には手袋などを着用し肌に触れないようにしましょう。
実際私が使用した際には少し肌に触れただけピリピリとした痛みがありました。。
この剥離剤を塗り、10分程度放置することでボロボロと簡単に絵の具を落とすことができます!
絵の具が固まってしまったナイフやパレットの掃除におすすめです。
またキャンバスなどの古い絵を落として新しい絵を描くことにも利用できます。
・スクレーパー
スクレーパーはペインティングナイフの一種ですが、絵の具を混ぜたり描くための画材ではありません。
絵の具除去専用のナイフです。
絵の具をそぎ落とすことに特化した形状なので、他のパレットナイフなどと比べても少ない力で絵の具を落とすことができます。
ただし使い道が絵の具除去以外にはあまりないので、必要不可欠なアイテムというわけではありません。
大きなキャンバスを再利用したい場合などはスクレーパーがあると作業が楽になると思います。
キャンバスの再利用は難しい?
ご紹介した剥離剤やスクレーパーを使用したとしても完全にまっさらなキャンバスに戻すことはかなり難しいです。
丁寧に時間をかけて作業すればある程度は綺麗な画面に戻るかもしれませんが、それなりに手間がかかります。。
なので個人的に剥離剤をキャンバスの再利用に使う場合は、表面の絵の具の凹凸をならし、上から絵の具で覆いかぶして古い画面を隠す使い道がおすすめです。
これらの手間が面倒に感じるなら新しいキャンバスを購入した方が良いと思います。
動画で実際に剥離剤を使ってみた様子を確認できます!
よければご覧ください♪
おわりに
前々から気になっていた剥離剤を今回試してみましたが、人によってはそこまで必要のない画材かもしれないと感じました(笑)
絵の具で汚れた画材を掃除したい方や古いキャンバスを捨てるのがもったいないと感じる方にはおすすめできますが、それ以外の方は無理に揃える必要はないと思います。
ただ、剥離剤で絵の具がボロボロと落ちる様子は気持ちいい作業ですので、興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか♪
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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