油絵を削る!? 紙ヤスリを使う油絵の表現
紙ヤスリを使う油絵の表現!
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵の制作と販売を行っております。
油絵と言えば、厚塗りなどの絵の具を塗り重ねていく表現のイメージが強いかと思います。
しかし、逆に画面の絵の具を削ることでできる表現もあるんです!
今回は紙ヤスリを使ってできる油絵の表現についてご紹介します!
実際に油絵制作に紙ヤスリを採用した例もご紹介しますので、参考程度にご覧ください♪
目次
紙ヤスリを使う油絵の表現! ~紙ヤスリについて~
ホームセンターや100円ショップでも入手することができる紙ヤスリですが、なかなか私生活で触れる機会はないですよね(笑)
「紙ヤスリ」は他に「サンドペーパー」という商品名でも販売されています。
簡単に説明すると「片面にザラつきがある紙」ですが、そのザラつき具合にも種類があります。
粗さが「#○○」という形で定義されていて、数字が小さいほど荒い目に、大きいほど細かい目になります。
例:)荒目#80 、 中目#150 、 細目#320
商品によって木工用、金属用などの種類がありますが、画材として使うなら木工用の細目あたりが使いやすいかと思います。
いちおう商品リンクも貼っておくので、お買い物に出かけるのが面倒な方はこちらからどうぞ↓
紙ヤスリを使う油絵の表現! ~実際の油絵制作例~
では実際に油絵の制作で使用した例を見ていきましょう!
例1):表面の絵の具削り
乾いた画面を紙ヤスリで削ることで、下の層の色を露出させる表現です。
擦れたような削り跡ができるので、味がある画面になります。
廃れた感や、軽いザラつき感を画面に演出したいときに便利です。
~表面の絵の具削りに紙ヤスリを使ったメイキング~
例2):マチエールの荒取り
下地で作ったマチエール(画面の凹凸)を紙ヤスリで軽くやすることで、過度な突起をなくすことができます。
あまりに画面の凹凸が激しいと剣山のようになってしまい、上塗りし難いので紙ヤスリで緩和してあげると塗りやすくなります。
~マチエールの荒取りに紙ヤスリを使ったメイキング~
紙ヤスリを使う油絵の表現! ~他の削る方法~
今回は紙ヤスリに注目した記事ですが、紙ヤスリ以外にも油絵を削る表現はあります。
ご興味がある方はこちらの記事をご覧ください♪↓
おわりに
紙ヤスリって工作とかDIYで使うイメージがありますが、絵作りにも重宝します。
なかなか扱いが難しい素材ではありますが、画面に良い味がでます!
絵を削るということ自体、少し勇気がいる行為かもしれませんが、興味を持たれた方はぜひ試してみてくださいね♪
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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