【油絵初心者】油絵の具を水の中で保存する方法
油絵の具を水の中で保存する方法
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵の制作と販売を行っております。
今回は少し変わった油絵の具の保存方法について検証してみたのでご紹介したいと思います!
その保存方法とは「水の中に油絵の具を入れる」というものです。
絵の具をよく余らせてしまう方や、絵の具を長期保存したい方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
油絵の具の乾燥時間
油絵の具は他の絵の具と比べて、乾燥にかかる時間が長い絵の具です。
表面乾燥するまでに約1週間ほど、完全乾燥するまでには半年以上かかると言われています。
チューブの裏面に「乾燥日数」が目安として記載してあるので参考にしてみてください。
乾燥日数は色やメーカーによっても変わり、2日~7日ほどの幅があります。
ただし、この乾燥日数の目安は「表面乾燥」するまでのことを指していますので注意してください。
絵の具の厚み/温度/湿度/空気接触の多さなど、絵柄や保存環境によっても乾燥時間は変わってきます。
一般的な油絵の具の保存方法
パレットに余った油絵の具を保存する簡単な方法は「ラップをかけておく」ことです。
ラップで絵の具を覆うことで絵の具が空気と触れることを防ぎ、酸化を遅らせることができます。
また、気温によっても絵の具の乾燥は進みやすくなりますので、温度の高い環境にはなるべく放置せず、「ラップをかけて冷蔵庫に入れておく」のがおすすめです!
この保存方法であれば2~3日は持ちますし、絵の具の種類によっては7日経っても使えるものもあります。
検証:油絵の具を水に入れる保存方法
では実際に油絵の具を水に入れる保存方法を試してみたいと思います!
今回は「イエローオーカー」と「ウルトラマリン」の2色を、水を入れたビンの中に入れて放置してみます。
検証条件
- 乾燥目安:イエローオーカー3日、ウルトラマリン7日
- 検証期間:1週間
- 検証環境:約20度の暗所で放置
水に落とした油絵の具は特に溶け込むこともなく、ビンを振っても混ざるようなことはありませんでした。
1週間放置した後、ビンを空けて中の水を抜きます。
指で絵の具を取り出してみると、まるでチューブから出したばかりのような滑らかな触り心地でした。
2色とも全く乾燥しておらず、この結果にはかなり驚きました(笑)
今回は1週間の放置検証でしたが、この保存方法であればより長い期間の保存も可能かもしれません。
ただし、油絵の具の表面には水が付着していますので、使う前にはしっかりと水気を取る必要があります。
画像では分かり難いと思いますので、動画でも確認してみてください♪
おわりに
まとめ
- 油絵の具を1週間以上長期保存したい場合に「水の中で保存する方法」はあり
- 油絵の具を2~3日程度保存したいなら「ラップをかけて冷蔵庫に入れる」保存方法でOK
油絵の具は他の絵の具と比べても高価ですから、大事に使ってあげたいものです。
だからといってパレットに少しずつ絵の具を置いて、足りなくなったらまた絵の具を出すというやり方はおすすめしません。
作業効率が悪いですし、混ぜて作る色味を完全に再現することは難しいですから。
余ってしまったとしても、慣れないうちは絵の具はケチらずにいきましょう(笑)
余った絵の具にはぜひ今回ご紹介した保存方法を試してみてください♪
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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