油絵?アクリル?簡単にわかる絵の具の違いについて
油絵の具とアクリル絵の具は何が違う?
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵の制作と販売を行っております。
油絵や水彩画、アクリル画など絵を描く方法はたくさんあります。
そして使われる絵の具も描き方によって異なります。
しかし、その絵の具にはどんな違いがあるのか知っていますか?
結論を先に述べますと、絵の具の違いそれは、絵の具に含まれる媒材が異なるのです。
「媒材って何?」、「具体的に何が違うの?」
そういった疑問について簡単に解説していきたいと思います!
独学勉強で調べたものなので、どうぞ参考程度にご覧ください♪
目次
絵の具の違いについて ~絵の具は何でできてる?~
絵の具を構成している要素は大きく分けて3つです。
顔料 、 媒材 、 助剤
一つずつ簡単に説明していきます。
・顔料(ピグメント)
絵の具の色を決める要素になります。
昔から土や宝石などの鉱物が用いられていましたが、現代では人工の化合物も普及し、天然物と人工物の二つが流通しています。
かの有名なフェルメールの青色を用いた絵は宝石のラピスラズリを顔料にした絵の具で描かれたことにより、鮮やかな青色を表現しています(現在ではフェルメール・ブルーとも言われています)。
・媒材(メディウム)、または展色剤(バインダー)
顔料を画面に定着させる接着材のような役割です。
水彩画や油絵などの画法によって絵の具が異なるのは、この媒材の違いによるものなのです。
各絵の具の媒材については後ほど表で説明しますね。
・助剤
製品として販売されている絵の具には、より使いやすくするための要素として助剤が含まれています。
助剤の材料は多種多様で、蜜ろうや金属せっけんなどがあります。
役割は様々ですが、顔料の定着力を増したり、乾燥を早めたり、発色や透明度の調節を目的に混ぜられているようです。
絵の具の違いについて ~絵の具の材料~
絵の具の構成がわかったところで、絵の具にはどんな材料が使われているのか、その違いをみてみましょう。
冒頭にも触れましたが、絵の具の違いは主に媒材によります。
画法 | 媒材 |
---|---|
油彩画 | 油(乾性油) |
水彩画 | アラビアゴム |
アクリル画 | アクリル樹脂 |
テンペラ画 | 卵や蝋 |
フレスコ画 | 漆喰(しっくい) |
日本画 | 膠(にかわ) |
※難しい用語はWikipediaのリンクにしてますので、詳しくはそちらをクリックしてご確認ください。
おわりに
お恥ずかしながら、私は油絵を描いていながら、絵の具の違いが正確には分かっていませんでした。
なんとなく油絵だから油絵の具を使っていましたが、しっかりと中身の違いを知っていることは大切ですよね。
特に画材の調合を自分で行っていくようにしたいなら、避けては通れない知識だと思います。
私含め、独学や初心者だからこそ基本的な知識はしっかり網羅しておきたいですね!
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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