Shiva's art 【Shiva's art】ではオリジナルの油絵作品の制作・販売をしております。皆様の日常を彩るお部屋やお店のインテリアとして、世界で一枚の絵を飾ってみませんか?ここでしか手に入らない様な個性的な作品の中から、是非お気に入りの一枚を探してみて下さい。オーダーなどのご依頼も承っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。

【油絵初心者】自宅でできる絵の保管方法

描いた絵を大切に保管しよう!

 

 

こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。

独学で油絵の制作と販売を行っております。

 

時間をかけ、精一杯描いた絵はなるべく綺麗な状態を維持したいですよね。

 

飾っていない絵をいい加減に扱うと劣化を加速させることに繋がってしまいます。

 

 

今回は油絵の保管するときの注意点と自宅でも可能な保管方法をご紹介します!

 

 

油絵初心者様やこれから油絵に触れる方に向けた内容になっていますので参考までにご覧ください♪

 

 

油絵を劣化させる原因とは?

 

絵 日焼け 日光 

 

油絵に限らず、絵は時間ともに状態が劣化します。

 

これを経年劣化と呼びます。

 

古い絵の絵の具が割れる変に黄色味がかっている、これらは絵の具などの画材の劣化によるものです。

 

 

ではそんな絵の劣化に繋がる原因とは何なのか?

 

代表的な原因をご紹介します。

 

 

・日光

 

 

絵の具や油は日光が当たることで、少なからずその影響を受けてしまいます。

 

日光に含まれる紫外線を浴びると色褪せや黄変に繋がります。

 

蛍光灯のような室内灯でも紫外線は含まれていますが、やはり一番注意すべきなのは直射日光です。

 

直射日光に当たらない場所で絵を保存してあげましょう。

 

 

・湿度

 

 

湿度が高いとカビなどが発生する可能性が上がり、直接的に絵をダメにしかねないです。

 

また湿度の変化はキャンバス等の画材の大きさを変動させる要素になるので絵の具の割れにも起因してきます

 

特に雨期など湿気の多い季節は保存環境に注意が必要です。

 

湿度が高すぎず、湿度変化も少ない環境が絵にとっては良い環境と言えます。

 

湿度が高くなりすぎないように保管場所はある程度風通しが良い方が望ましいです。

 

 

・温度

 

 

温度が高い環境だと劣化に繋がる酸化などの化学反応が起きやすくなります。

 

また室内でも寒暖差が激しいと画材の傷みに繋がります。

 

なるべく一定の温度に保つことが絵にとって良い環境になります。

 

美術館など厳重な管理がされている場所では年中空調によって温度管理される例もありますが、一般家庭では難しい話です。

 

家の中で普段から過ごす頻度が高い部屋は冷暖房を付けることも多くなるので、比較的室温も安定していておすすめです。

 

 

・虫

 

 

油絵の具、画溶液、キャンバス地、木材などの画材は虫にとって魅力的な餌です。

 

そのため衣服と同様に絵の虫食いは注意すべき点の一つです。

 

古い家などで押し入れに絵を保存しておくと、害虫によって穴を空けられてしまう可能性もあります。

 

たまには絵を外気に触れさせてあげて、ほこりなどを掃除してあげることで害虫対策をしましょう。

 

欲を言えば一枚一枚を額装してあげるのが一番良いかと思います。

 

 

自宅でできる絵の保管方法

 

 

では自宅で絵を保管する場合はどうしたらよいのでしょうか?

 

 直射日光に当たらず  ほど良い温度  ほど良い湿度  箱内や額装状態

 

美術館ではないのですから、ここまでの保管環境作りは一般家庭ではまず無理だと思います。

 

 

そこで私が考える自宅での保管方法としては押し入れに縦置きです。

 

 

「え、それだけ?」という感じですが、現実的に一般家庭でできる保管方法となるとこのレベルになってしまいます。

 

なるべく居住空間に近い押し入れの方がほど良い温度で安定していると思います。

 

絵を平置きすると埃や塵などを被ってしまうので、縦置き、もしくは押し入れ内の壁面に掛けた方が良いです。

 

あとはたまに押し入れの換気と清掃をしてあげましょう。

 

 

ワニスで絵を保護しよう

 

 

絵の保管方法や環境については個人でできることに限界があります。

 

しかし描いた絵を劣化から保護することはできます。

 

それがワニスです。

 

 

完成した絵にワニスを塗布することで絵の表面に透明な層を作り、触れる空気を遮断できます。

 

そのまま絵を保管するよりも格段に良い状態を保つことができるのです。

 

ワニスには絵の光沢を増すタブローや、逆に光沢を消すブランマットなどがあるので、作品の仕上げとして適切なワニスを使用してあげましょう。

 

 

また、通常ワニスは絵が完全乾燥した後に塗布するものです

 

つまり乾きが遅い油絵では少なくても半年ほどは乾燥を待つ必要があります。

 

いちおう完全乾燥前に使えるラピッドタブローもあるようですが、あくまで仮使いがメインのようなので後から普通のワニスに塗り替えるそうです。

 

出展など締め切りが近い作品の仮保護用ですね。

 

 

 

 

 

 

おわりに

 

絵は高級品の一面がありますので、その保管方法もなかなかに慎重になる必要がありますね。

 

美術館や絵を資産として管理している方以外では、完璧な保管は現実的に難しそうです。

 

今回はより良い保管方法についてまとめましたが、やはり絵は飾ってあるのが一番良いと思ってます(笑)

 

どうしても飾れなくなった時や売りに出す前などにしっかりと保管して、良い状態を保ってあげたいですね。

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!

よければお店も覗いていってくださいね♪

 

 

 

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