油絵でできる簡単な煙(ケムリ)の描き方!
油絵で煙(ケムリ)を表現しよう!
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵の制作と販売を行っております。
湯気やたばこなど、白く立ちこめる煙(ケムリ)は不規則ながら絵になる要素の一つです。
直線や曲線、ベタ塗りでも表現できない雲のような煙ですが油絵で簡単に描けたら嬉しいですよね。
今回はそんな煙の簡単な描き方についてご紹介します!
難しいことは一切ありませんので油絵初心者様にもおすすめです!
目次
油絵でできる簡単な煙の描き方
さて、早速本題の煙の描き方ですがとてもシンプルです。
白色を置き、ぼかす
これだけです。
とは言っても、いくつかポイントもあるので少し細かくご説明します。
絵の具を置き過ぎない
置く絵の具の量が多すぎると後でぼかしきれず、濃すぎて煙には見えなくなってしまいます。
作業に慣れるまでは慎重に少しずつ絵の具を置いた方が無難だと思います。
乾いた堅めの筆を使う
ぼかし作業には堅めの筆が向いています。
堅めの筆で絵の具をトントンと叩くように広げることで、色とふわっとぼかすことができます。
ぼかし筆というぼかし用の筆もあるようですが豚毛の筆で十分代用できます。
また、指でもぼかすことができますが、煙のような表現を指でやるのは少し難しいので、私は筆を推奨します。
乾いた画面の上から描く
ウェットオンウェットのように絵の具が乾いていない状態でもぼかし作業は可能です。
別の絵の具と白が混じってしまうため、純粋に白い煙を描くとなると他の絵の具が乾くのを待った方が良いと思います。
煙と他のモチーフとの境界をよりぼかした表現がしたいなら画面が乾く前に塗ってもOKです。
実際の制作例
文章だけだとイメージが湧かないと思いますので、実際に私が描いた絵を見てみたいと思います。
まずはタバコの煙を描いた油絵です。
ぜひメイキングも合わせてご覧ください↓↓
煙の描き方~応用例~
今回は白色で描く煙についてご紹介してきましたが同じ描き方でできる応用もあります。
雲を描く
煙と同様に雲も同じ描き方で表現できます。
白い絵の具を置いて、輪郭をぼかすように叩くだけふわっとした雲の出来上がりです。
色を変える
グリザイユ技法のように白/灰/黒などの色で描いた絵は乾いた上から別の絵の具を薄く塗ることで色の濃淡を表現できます。
この方法を利用して好きな色を重ねて描きましょう。
朝焼けや夕焼けの難しいグラデーションも簡単に色付けすることができます。
こちらの動画で簡単な雲の描き方を解説しています↓↓
おわりに
絵のシチュエーションを大きく引き立ててくれる煙。
煙は見れば認識できますが、その形に正解などないので煙っぽい絵が描いてあればそれだけで十分なんです(笑)
言い方は悪いかもしれませんが、簡単に描けてそれっぽい絵になる。。。
ぜひ試してみてくださいね♪
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!
よければお店も覗いていってくださいね♪
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