ゲーミングハイライトを取り入れよう！

 

 

 

突然ですが、「ゲーミングハイライト」という言葉をご存じでしょうか？

 

デジタルイラストで用いられるこの表現方法は、イラストを映える絵へと昇華させる武器として知られています。

 

 

今回はそんなゲーミングハイライトを使った油絵の制作に挑戦してみました！

 

 

ゲーミングハイライトとは何なのか？　アナログ絵に応用するとどんな感じになるのか？

 

ご興味ある方はぜひ参考までにご覧ください♪

 

 

ゲーミングハイライトって何？

 

 

そもそもこの「ゲーミングハイライト」という言葉は、正式な名称ではないかもしれません。

 

検索しても大してヒットしないほどに一般的ではないのです。

 

 

通常のハイライトとは光が当たる部分を示し、白色が多く使われます。

 

デジタルイラストではハイライトを1色ではなく2色、3色と使い、より鮮やかな表現をすることも多いようです。

 

現実ではありえない光かもしれませんが、絵の雰囲気作りにおいて効果的です。

 

ゲーミングハイライトとはこの表現をより過剰にしたものになります。

 

多彩な色のグラデーションを入れ、ハイライトを虹色のように描くことです。

 

 

ゲーム機器やPCの照明にはカラフルに変化する機能があるものもあり、それを再現したため「ゲーミング」ハイライトと呼ばれています。

 

 

 

デジタルイラストの使用例

 

 

 

本家であるデジタルイラストではどのようにゲーミングハイライトを使うのでしょうか？

 

 

試しにすごく雑にバストアップの絵を描いてみます。

 

ハイライトは髪に入れ、背景のビル窓もハイライトを入れてみます。

 

 

この絵に虹色のグラデーションでハイライトを入れてみます。

 

デジタルでは「グラデーション」という機能があり、簡単操作でゲーミングハイライトを表現することができます。

 

 

イラストソフトによって多少操作は異なりますが、基本的にどのソフトでもグラデーションは可能です。

 

色の調整も簡単なので好きな色合いでカラフルさを表現できます。

 

 

 

油絵でゲーミングハイライトを描いてみた！

 

 

ではアナログ絵ではゲーミングハイライトは難しいのか？

 

実際に油絵で再現してみます！

 

今回ゲーミングハイライトを加えるのはこちらの絵です。

 

近未来や電子部品などとはかけ離れた絵ですが、同じようにカラフルなグラデーションを入れてみます。

 

 

 

 

髪と鱗の一部にゲーミングハイライトを設定してカラフルにしました。

 

アナログではグラデーションの境目を自然に馴染ませることが少し難しいですが、なんとか形になりました。

 

 

 

 

メイキング動画もありますのでよければご覧ください↓↓

 

 

おわりに

 

ゲーミングハイライト。。。なかなかに時代の移り変わりを感じる表現だなと思います（笑）

 

今回は油絵に取り入れるのは無謀かなとも思いましたが、こういう挑戦はヒヤヒヤして楽しいです。

 

私はデジタルイラストをちょっとかじった程度の知識しかないですが、今後も進化し続けるイラスト技法をアナログに逆輸入するために、たまにデジタルイラストを勉強したいと思います！