【油絵初心者】割れた筆の再利用!
割れた油絵の筆を再利用しよう!
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵を制作と販売をしております。
絵の制作をしている多くの方が筆を利用していると思います。
しかし大事に扱っていてもいつしか筆は悪くなっていくものです。
毛先が跳ね、割れてしまった筆では描き難くて仕方ありません。。。
そんな割れてしまった筆、捨ててしまう前に再利用してみませんか?
今回は油絵初心者様に向けて、油絵の筆を再利用する方法についてご紹介します!
今お使いの画材を大切に使い続けたい方は、ぜひ参考までにご覧ください♪
目次
割れた油絵の筆を再利用しよう! ~おすすめの使い道3選~
1.細筆化
細かい描写の描き込みには、当然細い筆を使うと思います。
0号などの極細の筆を用意するのも一つの手段ですが、割れてしまった柔らかめの筆をカットすることで細筆化することができます。
ここに毛先が割れてしまったナイロン毛の筆があります。
使用前の筆と比べると一目瞭然、すごく描き難くなりました (笑)
割れている筆の毛先を掴み、はさみでカットします。
毛先が細くなったので、細部の描き込みに再利用できるようになりました。
毛元が太く、先端が細い、少し歪な形になりましたが絵の具の染み込みも良く、個人的には市販の細筆よりも使いやすいと思って愛用しています(笑)
2.叩き筆化
毛先の広がってしまったことを逆手にとり、広い範囲をぼかす叩き筆として再利用します。
叩き筆は画面をトントンと叩いて、絵の具を馴染ませたり、ぼかしたりするために使う筆です。
市販品もありますが、筆を再利用することでも代用できます。
毛質が柔らかい筆よりは、固めの豚毛の筆などに向いている方法です。
ちなみに叩き筆とはこれのことです↓ (少しマイナーなのでリンク貼っておきます)
3.飛ばし筆化
「飛ばし筆」と表現してますが、たぶんこんな名前の筆はないです (笑)
要はスパッタリングの表現を出す筆に再利用できるということです。
スパッタリングは筆先に付けた絵の具を画面に弾き飛ばし、手描きでは出し難い偶然性のある表現をする技法です。
直接描き込みには使えなくても、付けた絵の具を飛ばすだけなので筆先の悪さに関係なく使えます。
大きめ筆や扇筆などが向いている再利用方法だと思います。
おわりに
筆が悪くなってしまうのはしょうがないことです。
消耗品とはいえ、制作する上でのパートナー的存在ですから、なるべく長い間使ってあげたいですよね。
新しい筆を使うことももちろん大切だとは思いますが、一度再利用も検討してみてはいかがでしょうか?
ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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