【独学油絵】 簡単な煙(ケムリ)の描き方
油絵で煙(ケムリ)を表現しよう!
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵の制作と販売を行っております。
湯気やたばこなど、白く立ちこめる煙(ケムリ)は不規則ながら絵になる要素の一つです。
直線や曲線、ベタ塗りでも表現できない雲のような煙ですが、油絵で簡単に描けたら嬉しいですよね。
今回はそんな煙の描き方についてご紹介したいと思います!
難しいことは一切ありませんので、油絵初心者様にもおすすめです。
目次
煙の描き方
さて、早速本題の煙の描き方ですが、とてもシンプルです。
白色を置き、ぼかす
これだけです。
とは言っても、いくつかポイントもあるので少し細かくご説明します。
ポイント1: 絵の具を置き過ぎない
置く絵の具の量が多すぎると後でぼかしきれず、濃すぎて煙には見えなくなってしまいます。
作業に慣れるまでは慎重に少しずつ絵の具を置いた方が無難だと思います。
ポイント2: 乾いた堅めの筆を使う
ぼかし作業には堅めの筆が向いています。
堅めの筆で絵の具をトントンと叩くように広げることで、色とふわっとぼかすことができます。
ぼかし筆というぼかし用の筆もあるようですが、豚毛の筆で十分代用できますので、ぜひ豚毛などの堅めの筆で試してみてください。
また、指でもぼかすことができますが、煙のような表現を指でやるのは少し難しいので、私は筆を推奨します。
ポイント3: 乾いた画面の上から描く
ウェットオンウェットのように絵の具が乾いていない状態でもぼかし作業は可能ですが、別の絵の具と白が混じってしまうため、純粋に白い煙を描くとなると他の絵の具が乾くのを待った方が良いと思います。
(煙と他のモチーフとの境界をよりぼかした表現がしたいなら、ウェットオンウェットで作業するのも全然ありです)
実際の制作例
文章だけだとイメージが湧かないと思いますので、実際に私が描いた絵を見てみたいと思います。
自分の絵を振り返るとたばこを描いていることが多いので、セットで煙も描かれてました。
~メイキング~
動画後半で煙部分を描いていますので、参考までにご覧ください。
煙の応用例
今回は白色で描く煙についてご紹介してきましたが、白色ならではの応用方法があります。
それは煙の色を後から変える方法です。
グリザイユ技法のように白/灰/黒などの色で描いた絵は、乾いた上から別の絵の具を薄く塗ることで、色の濃淡を表現できます。
この方法を利用して、白い煙に好きな色を重ねて、色のついた煙を描きましょう。
※下の例ですが、油絵の画像に加工で色を重ねてます。
あくまでこんなイメージになりますという例です。
おわりに
絵のシチュエーションを大きく引き立ててくれる煙。
煙は見れば認識できますが、その形に正解などないので、煙っぽい絵が描いてあればそれだけで十分なんです(笑)
言い方は悪いかもしれませんが、簡単に描けて、それっぽい絵になる。。。それが煙を描くメリットの一つかなと思います。
ぜひ試してみてくださいね♪
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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