鉄なのに色鮮やか!? テンパーカラーの絵を描こう!
鮮やかな鉄を描く
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵の制作と販売を行っております。
いきなりですが、「鉄」と聞くと何色をイメージしますか?
普通なら黒やシルバーなどの色が思い浮かぶと思います。
しかし、鉄は熱することでその色を鮮やかな青や黄色などに変色させるのです。
その色合いはグラデーションが美しく、見る人を魅了します。
今回はそんな鉄の変色テンパーカラーについて絵描き目線でご紹介したいと思います!
目次
テンパーカラーとは
テンパーカラーとは金属を焼き入れや焼き戻しなどの熱処理をした際に変化する表面の色を意味します。
今回は絵描き観点でのご紹介になりますので、詳しい話は割愛しますが、工業系の知識になりますね。
なるべく簡単に表現しますが、金属は熱していくと赤くなります。
熱した金属を冷やすと、熱する前と違う色になることがあります。
その変色した色合いのことをテンパーカラー(temper color)、またはヒートグラデーションなどと呼ばれています。
金属でもチタンやステンレスなどがこのテンパーカラーを表現しやすい金属として知られています。
チタンの色見本
身の回りのテンパーカラー
さて、皆様の身の回りでこのテンパーカラーを見かけることはあるでしょうか?
よくテンパーカラーが用いられているのは、車やバイクのカスタムパーツです。
マフラーやアタッチメントなどカスタムパーツにはテンパーカラー仕様の商品が多く存在します。
また、キャンプで使うコップなども使っているうちに焼き色が付くことがありますね。
近年はキャンプブームでチタンやステンレスを使った質の良いキャンプグッズも多いですから。
絵に採用してみよう!
では実際に油絵でテンパーカラーを表現してみます!
テンパーカラーといっても難しいことはなく、グラデーションを入れるということですね。
今回は戦争や銃をテーマに描く絵にテンパーカラーを入れていきます。
まず、人の色を白系で描いておきます。
乾いたら上から青~紫~黄をグラデーションを付けながら指で刷り込んでいきます。
さらに熱した鉄を模した涙を追筆して完成です。
こんな感じでグラデーションを付けましたが、テンパーカラーって聞かなければわかんないですね(笑)
メイキングもありますので気になる方はどうぞ♪
おわりに
テンパーカラーって綺麗ですよね。
自然なのか偶然なのか、こういったグラデーションは人の想像を超えてくるような美しさがあります。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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