アートの価値を教えてくれる本！

 

 

 

みなさまは「アートの価値」についてどのくらい理解していますか？

 

「アート」は素晴らしいものですが、相場は曖昧でその「価値」が判断し難いものです。

 

 

今回はそんな「アートの価値」について学べる本をご紹介します！

 

 

描き手の方、買い手の方のどちらにもためになる本ですのでぜひ一読していただきたいです！

 

 

おすすめの「アートの価値」がわかる本　3選！

 

 

私は油絵の販売をしている立場なのですが、販売価格を決める際にいつもその価値について考えさせれます。

 

「この絵はいくらが妥当なのか？」、「市場と比較してどうなのか？」など疑問は尽きません。

 

そういった経緯から「アートの価値」というテーマの本を探しては読むようにしていました。

 

今回は私が読んだ本の中でも興味深い内容だったおすすめの本をご紹介させていただきます！

 

 

• 「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画

 

 

出版：幻冬舎

著者：高橋芳郎

 

こちらの本は「値段を切り口にしたアートの見方」がわかる本だと思います。

 

「市場で評価される絵画の共通点」や「値段がつく仕組み」などアートの値段をテーマにした話が書かれています。

 

著者である高橋芳郎様は画廊を経営されていて、実際にどんな人がアートを買うのかなどの信憑性の高い話も魅力です。

 

また過去の有名絵画がオークションでいくらで落札されたのかも書いてあるので面白かったです！

 

 

美術手帖 2021年 10月号

 

 

出版：美術出版社

 

※電子書籍版もあります

 

こちらは雑誌や専門誌に近い本になります。

 

「現代アートの価値や立ち位置」が分かる本になっています。

 

今回ご紹介する本の中でも美術の専門的な内容が多いので、独学で絵を描いている私には少し難しい話でした。

 

発行された年がコロナウィルスが流行した時期であったため、パンデミックを経てアート市場がどのように変化したのかも語られています。

 

また現代美術の価格の決め方と正当性についての話は大変興味深い内容でした。

 

 

教養としてのアート 投資としてのアート

 

 

出版：クロスメディア・パブリッシング

著者：徳光健治 

 

※電子書籍版もあります

 

こちらの本はアーティスト目線ではなく、「アートを買う側の目線で学べる」本になっています。

 

内容がわかりやすくまとめられていて、私のような美術素人でも理解できる優しい本でした。

 

本書は全体を通して「アートの投資」をテーマにした内容が書かれています。

 

「国内と海外のアート市場の規模」や「高値で取引されるアート」など普段知ることのない市場の内情について知ることができます。

 

動画でもご紹介していますのでよければこちらもご覧ください↓↓

 

 

絵描きの方には美術をテーマにした漫画や雑誌もおすすめです！↓↓

絵のやる気アップ！！絵描きにおすすめの漫画３選！

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おわりに

アートは値段は描き手や画商が決めることができるので、ブラックボックス化している部分でもあります。

 

バナナを壁に貼り付けただけで恐ろしい値段になった作品もありますのでよくわからないです（笑）

 

お客様が納得できる価値を持った絵を描けるように描き手は頑張るしかないですね！

 

今回ご紹介した本が少しでもみなさまの理解を深める一助になれば嬉しいです！

 

ぜひ読んでみてください♪