超高額!?世界のアートオークション
超高額で取引されるオークションの世界
こんにちわ! Shiva’s artオーナーのShivaです。
独学で油絵の制作と販売を行っております。
絵画や彫刻品など様々な芸術品が取引されるオークションの世界。
ドラマや映画などで見ることはあっても、現実でどのようなオークションがあるか知っている人は多くないと思います。
かなりの高額な取引が多いので、セレブ層の方じゃないと縁がないのもしょうがないです。。。
縁がなくてもオークションの世界がどんなものなのか興味を持つのは自由ですよね(笑)
今回はそんな世界でも有名なアートオークションについてご紹介します!
目次
オークションはどんな仕組みなの?
オークションは出品と落札という単純なルールではなく、実は細かいルールが存在します。
私も今回この記事を書くにあたり色々と調べましたが、初めて知ることばかりでした。
中でも興味深かった情報やルールをいくつかご紹介しますね。
・プライマリーマーケットとセカンダリーマーケット
オークションに出品される作品には、世に初めて売り出された作品と、何度も売買されている作品の2種類が存在します。
前者を取引するのがプライマリーマーケット、後者をセカンダリーマーケットといいます。
分かりやすく例えると、セカンダリーマーケットにはゴッホやピカソなどの有名な絵画などが該当しますね。
セカンダリーマーケットは一度作品の価値が決まっているため、投資的な意味合いも強いオークションだと言えます。
・カタログ
オークション内で出品される作品が掲載されているカタログというものが存在します。
カタログには作品の情報はもちろんですが、落札される場合の予想価格なども記載されていることがあります。
・リザーブ(Reserve)
作品を出品してもすごく低額で落札されれば出品者が損をしますよね。
それを防ぐために出品者が落札の最低価格を決めることが一般的になっています。
それがリザーブ・プライスです。
つまりリザーブが設定されている作品は、出品者が納得しない額では落札されない仕組みなのです。
・エスティメート(Estimate)
エスティメートはオークション経営側が予想した落札価格です。
例えば50万円~100万円のように、予想下限額~予想上限額が上述のカタログに記載されることがあります。
他にもオークション会場を盛り上げるためのシャンデリア入札なんてものもあるようですが、上述のルールも含め、オークションのルールは全世界共通ではなく、開催地やオークション経営側によって多少の違いがあるようです。
特に開催地によってのルールの違いは、その国や地域の法律に則っているためです。
オークションで落札された最高額
さて、オークションといえば目が飛び出るほどの超高額で作品が取引される印象が強いですよね。
現在オークションで取引された世界最高額は、かの有名なダヴィンチの絵画です(2021/12調べ)。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「サルバトール・ムンディ」
2017年に落札されたこの絵は男性版モナリザと言われ、落札価格はなんと約508億円(約4億ドル)!!!
一枚の絵にこれだけの価値が付くなんて衝撃です。
落札したのは個人ではなく、アブダビ文化観光局というアラブ首長国連邦の首都にある組織です。
また、存命の日本人作家では2019年に奈良美智さんのナイフ・ビハインド・バックという作品が約27億円で落札されています。
奈良美智「ナイフ・ビハインド・バック」
世界の有名な2大オークション
世界には2大オークションと言われる超有名なオークションハウスがあります。
それが、クリスティーズとサザビーズです。
この2つのオークションハウスはみなさまがイメージする豪華なオークションに一番近い感じではないでしょうか?
日本用のサイトもありますので、ご興味ある方はぜひ覗いてみてください♪
一部ですが、オークションハウスのホームページから概要を引用しておきますね。
・クリスティーズ
1766年に創業したクリスティーズは、世界で最も長い歴史を誇る美術品オークションハウスです。現在ではロンドン、ニューヨーク、香港を中心に、世界各地で年間約350回のオークションを開催し、美術品をはじめとして、宝石、時計、家具など80種類以上に及ぶ分野を取り扱っております。
クリスティーズは、オークションで培った深い専門知識と豊富な経験、そして世界46ヵ国にオフィスを構える国際ネットワークを活かして、お客様からのご要望にお応えした多様なサービスを提供しております。オークションのみならず、スペシャリストによる作品査定やプライベートセールの仲介など、アートマーケットで長年の信頼を得るクリスティーズをぜひともご活用ください。
引用元:Christie’s Japan | Salerooms & Offices | Locations | Christie’s (christies.com)
・サザビーズ
サザビーズの創業は、1744年にロンドンで書籍の売買をしていたサミュエル・ベーカーが、売主と買主が取引をする場を提供する目的で開催した古書のオークションに端を発します。1778年にベーカーの甥、ジョン・サザビーが経営を引き継ぎ、古書以外にも絵画、版画、家具、陶磁器と取り扱い分野を増やし、オークションハウスとして確固たる地位を築きました。そして1955年にはニューヨークに初の海外進出を果たし、1964年にサザビーズがアメリカのオークション会社、パーク・バネット社を買収したことにより、世界的な規模で展開するインターナショナルなオークション会社が初めて誕生しました。
以来、コレクターと世界最高レベルの美術品を結びつける役割を果たしてまいりました。
現在、世界40か国に80拠点を有し、香港、ニューヨーク、ロンドンをはじめ世界9箇所にてオークションを催している最も歴史のあるオークションハウスでもあります。現在、取り扱い分野も50以上に及び、オークションは従来のライブオークションに限らず、オンラインオークションも含めて随時開催されています。それとともに、プライベートセール(相対取引)の占める割合も年々高まっており、同分野では美術品のディーラーとして世界有数の取扱高となっております。
引用元:東京 | Auction, Department and Representatives Locations | Sotheby’s (sothebys.com)
おわりに
実際のオークション。。。機会があれば出てみたいですね(笑)
富裕層が参加するイメージがありますが、アートや芸術品というのは投資の一面も強いのでしょうがないことです。
今はネットオークションもあるので、次はアート系のネットオークションについても記事にしたいと思います!
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪
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