油絵で描いた絵を絵本にしよう！

 

 

こんにちわ！Shiva’s artオーナーのShivaです。

独学で油絵の制作と販売を行っております。

 

絵本は子供の頃から目にしている方も多い、最も身近な絵ですよね。

今回はそんな絵本制作に挑戦してみました！

 

童話を題材に描いた油絵6枚を元に冊子化するまでをまとめてみましたので、絵本が好きな方や製本をしようと考えている方は参考までにご覧ください♪

 

 

 

 

絵本の挿絵

 

冊子化にあたり世界の童話を題材にした油絵を6枚制作しました。

題材にしたのは以下の6つの物語です。

 

 

各物語と絵については別記事にてまとめていますので、よければこちらもご覧ください♪

 

童話のヒロインを油絵で描く！

 

 

製本化

 

印刷会社の調査

 

製本化にあたり、製本サービスについて調べました。

ネットで軽く調べるだけでもかなりの数の印刷会社があり、提供しているサービスも様々でした。

そこで私はまず愚直にコスパで比較検討を始めました。

 

しかしながら、コスパは良くても対応しているサービスが薄くイメージ通りの本にできない会社や納品に時間がかかりすぎる会社もありました。

 

もし製本化をご検討の方は印刷会社の選定が2度手間にならないように、まずイメージ通り製本できる会社を探すことをおすすめします。

 

データ作成

 

印刷会社を決めたら、発注に必要な本のデータを作成します。

今回私は「Graphic」さんに印刷会社を決め、印刷のルールに従ったデータを作りました。

 

このデータ作成がなかなか骨が折れる作業です。。。

印刷用紙のサイズに合わせてデータを作成するのですが、製本加工時に必要になる「ヌリタシ」や「スペース」を考慮する必要があります。

 

ヌリタシとは裁断時の保険となる範囲のことです。

紙を機械で裁断するとき、必ずしも決まった位置で切れることはありません。

機械といえど多少のずれが生じるものです。

そういったずれで印刷されたデザインが切れてしまわないようにヌリタシを数ｍｍ確保する必要があります。

 

スペースは紙の端に文字やデザインが近すぎると裁断した後に、切れたり見難くなってしまうのを防ぐために確保する範囲です。

 

ヌリタシとスペースの考え方　～Graphic～

 

※印刷会社や製本の種類によりヌリタシ、スペースの要求値は異なりますので、必ず事前確認するようにしてください。

 

 

私もこの印刷ルールがよく分かっておらず、データを送信したものの、入稿担当者のチェックにより再作成を余儀なくされました。

人のチェックを通さず、データを送るだけで簡単に発注できるサービスもありましたが、グラフィックさんではしっかり人のチェックを受けられたため、納品後に「あちゃ～」みたいなミスを事前に潰すことができました。

 

 

完成品

 

発注完了後、1週間ほどで完成した絵本冊子が届きました。

厚手の高級紙を採用したので、冊子といってもぺらぺら感はなく、良い仕上がりです。

 

 

 

 

おわりに

 

初めての製本化は思っていたよりも大変でした。

ただ完成品が届くと謎の満足感を感じられるので、作って良かったなと思ってます（笑）

 

絵本や画集、同人誌など製本化をお考えの方は、完成イメージに近づける印刷会社を選定し、その上でコスパや利益など検討すると良いかもしれませんね。

また、近年は「CAMPFIRE」などのクラウドファンディングサービスもたくさんあるので、製本費用にお悩みの方は一度チェックしてみるのも手です。

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

よければ当店Shiva’s artも覗いていってくださいね♪

 

 

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